20. コンペで優勝! 2004-02-07

本日はうちの会社のゴルフコンペがあった。このコンペは関係会社の方々も招待し1年に3回ほど開催している。だいたい参加者は40人前後であるが本日は旧正月明けということもあり35人とちょっと少なめであった。

場所はいつもマレーシアのスターヒルで開催している。と言うのはもともとここは日系であるので日本人が多く行くゴルフ場である上に、コンペ慣れしているので、私のような「永久幹事」に取っては非常に楽チンなのである

今の私の状況は、年明け早々に100を切っておりその後も実は2回ばかり100を切っていた。98と99であるが
一度100を切ってみると意外と続けて100を切れるものである。そのためハンデを30ももらっていた私は優勝候補、と周囲からも言われていたのであった。しかし前にも述べた私のライバルたちも同じ状況でやはりハンデは30。今回はこの3人のうち誰かは優勝するだろう、しかし私は幹事のため精神的に疲れ気味であるので優勝はないだろう、とひそかに考えていたのである。

いざスタートとなった。今回はBukitコース。私の好きなコースでもある。#1ミドルはボギーでの発進。しかし続く#2ロングで痛恨のトリプルボギーを叩いていた。しかしあきらめずに進んでいったら次の#3ミドルでパー。その後も調子は上がって#8までパーとボギーのみで回るという調子のよさであった。

OUT最終の#9ミドルでまた事件は起こった。
ティーショットはトップ気味で左方向へ。続く4Iはまたトップしてボールは久しぶりに芝生の上を勢い良く転がっていった。しかしグリーンまであと50ヤード。気楽な気分でウエッジを持ったら、今度は何とザックリ! 半分しか飛ばない。残り20ヤードほどであろうか。わなわなしながらまたウエッジで打ったらボールは高く上がりピン方向真っ直ぐに飛び、
ピン手前でドンと一度はねたあと、「ガッコーン!」と直接カップインしたのである!

「うわ〜! 入っちゃったよ!」


これも初めての経験である。OUT最終は堂々のパーで締めくくり、
前半ハーフのスコアはこれまでの自己ベスト47を大幅に塗り替える「43」でまとまったのである。

面白いもので私が前半を43という驚異的な(?)スコアで回ったというウワサは、またたく間にコンペのメンバー全員に伝わったようである。誰もが私の後半のスコアを気にしていたようであり、その証拠にホールアウトしたら、続いて上がってくる人々が皆「streamさん、後半はどうだったの?」と聞いてきたのであった。ゴルフ場で皆バラバラにプレーしているのになぜかこういうウワサは早く広まってしまうことに驚いたものである。

前半で43を出したと言うことは、後半で46以下で回れば、100切りどころか夢の80台達成。しかし現実はそうはうまくいかない。後半はダブルボギーペースに陥ってしまい、パーは1回のみ、ハーフスコアは52でまとまり、トータルスコアは95と相成った。しかしこの
「95」は自己ベストスコアであり、これまでのベスト98を3つも更新したので、私としては非常に気分は良かったのである。

さてパーティーになり各人のスコアを整理してみた。すると私はグロス95−ハンデ30でネット65となった。「あれ? もしかして」と思っていたら続けて上がってくる人でネットで私よりいい人は最後まで現れず、、、

「何と優勝してしまった!」

いや、これには流石に驚いた。まさかの優勝である。
実は私は幹事ゆえ、先週伊勢丹に行って、優勝カップやら各賞金やらを準備して自ら本日持ち込んでいたのであるが、それを自分でもらうことになろうとは夢にも思っていなかったのである。それだけに嬉しさはひとしおであった。
しかし恒例のハンデ改正で
私の次回のハンデは30から一気に「16」まで落とされてしまった。まあ優勝したのだから仕方ないのだが、これでまた優勝を狙うとするとネット68が優勝ラインとして、グロスで84を出さないと優勝出来ないことになる。今後より一層腕を磨く必要に迫られてしまったのであった。

さて帰ってから、いつものように夕方奥さんと長男のソフトボールが終わったあと、日本人中学校まで迎えに行った。2人は車に乗るなり「お父さん、今日はどうだったの?」と聞いてくるのでトボけていたら、勝手に「5位かな」「8位かな」などと言っていた。そこで「優勝したよ」と話したら、また2人揃って
「うわ〜、すごい!おめでとう!」と言ってパチパチパチと拍手してくれたのである。家に着いてからはすぐさま優勝カップを出して「すごいな〜!」と言いながら飾ってくれたのであった。
う〜ん、やはり家族っていいもんだな・・・。

 <本日の記録>
  1.ベストスコア更新 「95」
  2.ハーフベスト更新 「43」
  3.パーの回数更新 「5回」
  4.初めてのチップイン達成
  5.パター回数第二位「33」
  6.ロストボール 「0」


今年は年明け早々100切りを達成し、すぐまたコンペでの優勝を記録した。実に気分の良いいい年である。願わくば年末までに80台を目指して頑張って行こうと思う。